
2003年4月15日 (火)
  
  ルーマニアが取れないで困ったが何軒目かで HIS 新宿店に行ったら簡単に取れたので即決する。
  
  
  最初から特に望んだ訳では無いが往路ミラノで 5 日間の「空白」が出来たので予定を組む。
  
  フランスのナンシーに線路一本のトラム(つまり線路はガイドでタイヤで走る、つまりハンドルの不要な
  トロリーバス)が出来たので写したい。
  
  当初は今回は距離的に無理、と思ったが頑張れば何とかなる、と思うようになってきた。
  ガンバル事にしてミラノでのレンタカーを予約する。 ハーツだ。
  
  
  アリタリア
  
  
  
  アリタリアの機内食一回目                二回目    
  
  機内はほぼ全員日本人だ。団体の隙間にチョコッと入れて貰う感じだ。
  
  
  午後 5 時ミラノに着く。即レンタカーオフィスに行く。車はフィアットプントでプントは 2 回目だ。
  
  今夜は徹夜でスイスを横切って、と言うか縦切って朝までにナンシーだ。
  飛行機で 10 数時間、休養と睡眠を取ったので問題ない。
  
  まずルーマニアに飛ぶ前夜の宿を空港の近くに押さえる。今向かう途中のマジョッレ湖畔が適地だ。
  通りに面した小さなペンションに 18 日から 2 泊を予約する。セレストカレンデと言う町かな?
  
  
  細長いマジョッレ湖の東岸を北上する。湖岸の道は狭いが水面が西日で美しい。日が長い。
  対岸の高級リゾート、ストレーサの灯火が美しい。
  
  
  暗くなって、といっても 10 時にロカルノに着く。
  
  
  ゴッタルド越えは高速を使う。高速の休憩所で夜中だが夕食にする。
  
  
  
  ゴッタルドトンネルは火災から復帰したばかりで片側通行だ、と聞いてきたが一車線対面で常時通行になっている。
  さらにトラックが 0 時から 5 時まで通行止めなので気が楽だ。
  
  バーゼルでスイスを後にしてフランスへ、 エピナルで夜が明ける。
  
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  2003年4月16日 (水)
  
  7 時半にナンシーに入り町の入り口にある「 Formure 1 」に今夜を予約する。イビスのランク下だ。 
  イビスホテルの下にイビス Etap がありさらにその下だ。3470円(円で記す) 1ユーロ=134~8 円程度 
  
  満員間近なので驚く。仕事のトラックが多い。 Formure-1 はトイレが外だから女性には向かない。
  
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  ナンシーの観光案内所 ( i )
  
  
  世界遺産の町ナンシー、スタニスラス広場
  
  
  
  
  エレの門
  
  
  カリエール広場
  
  
  ムルト川
  
  
  
  
  ナンシーのトラム(ゴムタイヤタイプ)
  
  
  12 時半に済ませたのでストラスブールも片付けることにする。
  片道 160 Km だ。道は快適だ!
  
  
  
  ストラスブールは今回で 4 回目だ。いつ見てもここのトラムは美しい。
  
  
  
  
  大聖堂
  
  
  クレペール広場
  
  
  ナンシーへの帰りは別の道を通ってみる。
  
  
  宿の隣は巨大スーパーだ。11.6 % のビールを買って健闘を祝う。
  
  我が家で朝起きてから 45 時間経って今、初めて寝床にありつく。 すぐ寝る。
  
  
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  2003年4月17日 (木)
  
  泊まっている Formure-1 はフランスだけで 289 軒あると言うから驚きだ!
  
  出発!! 昨日走った距離が 908 Km だ。ここから遠ざかることは無い。戻るだけだ。
  今回のフィアットプント、小気味よい車だ。
  
  
  200 Km ちょっとを一気に走ってブザンソンに着く。
  
  ちょうど駐車違反の取り締まりをしている警官がいたので駐車場を聞く。城壁の中のお堀でタダだ。
  シールを貼られている車の皆さんも 5 分歩けば良いのにーーー
  
  
  
  メインがルーマニアなのでフランスやイタリアのガイドブックが無い。町の様子は全く分からない。
  中心部に向かうだけだ。
  
  かなり立派な町だ。
  
  
  多分ローヌ川の上流と思う
  
  
  
  
  コーヒーを頂いて 2 時間で切り上げて世界遺産のアルケセナンに向かう。道は快適だ。
  
  快適そのもの
  
  ジュラ山地と聞いていたが殆どなだらかな高原だ。
  
  
  アルケセナンはルイ 16 世の王立製塩所と言うことで、ここは 6.5 ユーロでじっくり見学をする。
  
  入口の門
  
  
  まず内容を確認する。かなり計画的なそして美しい設計だ
  
  
  
  
  
  建物の見学だけで、何をどうしていたかまでは考えない!
  
  
  外に出て周囲を見渡す。 この辺りはジュラ山脈の北麓でいわゆる田舎だ。
  田舎のホテル
  
  
田舎の駅
  
  田舎の佇まい
  
  
田舎の道
  
  リヨンに向かう。出来たての高速道路 39 号が見えたので入る。
  出来たてのサービスエリア「ジュラ」がすぐ現れたので入ってみる。かなりの規模だ。
  
  
  9.9 の高速代でリヨンで出てすぐの「リヨン東 Etap」に入る。5 時半だ。
  
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  今の時期 8 時前まで明るいのでリヨンの “ 仕事 ”を今日中に済ませることにする。
  バス、地下鉄を乗り継いで(切符は一枚で OK)トラムの中心パールデューに行く。
  ここは 4 度目なので写すポイントは分かっている。
  
  リヨンのトラム、デザインは独創的
  
  
  
  
  ソーヌ川とサンジャン教会
  
  
  世界遺産の町の案内所
  
  
  
  
  頑張って最終バスで 10 時に戻る。
  
Etap はテンキー
  
  Etap は下にダブル、上にシングル
  
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  2003年4月18日 (金)
  
  7 時半に Etap 出る。目の前が高速道路だ。グルノーブルに向かう。
  ガソリンを入れる。リッター 145 円程度だ。
  
  アッという間にグルノーブルで一発で P+R(トラム乗車のための駐車場)に着く。
  P+R は車の人がトラムに乗り換える駐車場で格安あるいはタダ、ここのグルノーブルの場合は
  駐車料金とトラム往復で 2 ユーロだから利用は多いと思う。
  
  グルノーブルのトラム
  
  
  
  
  
バスティーユ城塞行きロープウェイ
  
  イゼル川
  
  3 時間ガンバル!
  
  ここからは楽しみなアルプス越えでイタリアだ。
  
  高度を上げて延長 12.9 Km のフレジュストンネルに向かう。
  
  
  
  
  A-43
  
  
  
 
  スキー場もあるんだなーーー オリンピックのバルディゼールもたしか近い、
  
  
  
 
  
  トンネルが 25.6 ユーロもするのにはビックリする。前後も有料道路だからこのアルプス越えはコスト高だ。
  
  かなりルールが厳しい
  
  トンネルを出るとイタリア
  
  
  イタリアのサービスエリア
  
  
  トリノに着く。世界遺産の町もトラムも見応えがある。
  
  
  
  
  
  王宮の扉
  
  
  
  
  ガレリア
  
  
  中央市場
  
  
  トリノのトラム
  
  
  
  
  8 時に終わらせて予約した宿のあるマジョッレ湖に向かう。
  
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  宿の手前で食事をするが出るとパンクだ。
  長くなるので結果を記すが車泥棒が明日まで置きっぱなしにするのを見越して盗むわけだ。
  宿まで歩いて 3 分で主人に聞いて一緒にすっ飛んで戻ると 4 人ほど車を「吟味」している。
  近づくとワツと逃げる。暗い中、タイヤを交換して宿に戻る。安い車なのになーーー
  
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  2003年4月19日 (土)
  
  替えたたタイヤはスペア専用なので空港が近いので行くと車ごと交換してくれる。
  
  4 ドアになった。 フィアットの何だろう?
  
  
  スタイルが異なるがここもサービスエリア
  
  
  ミラノの路面電車に進軍だ。1998 年にカアサンと来たが路線網の規模の大きさを特に実感した。
  今日一日ではどうにもならない。ただ背景に歴史を感じたければ場所は限られる。
  
  中央駅裏に無料駐車場を見つけて入れる。路線も目の前だ。
  
  
  ミラノの路面電車
  
  
  
  14 系統には新しいのも
  
  
  スフォルツェスコ城に大量の東洋人を見つけるがすべて中国人だ。機内の同胞はどこに行ったんだ!
  
  
  ドーモのてっぺんは?
  
  
  
  雨がパラついてきたので 2 時半で終わる。
  
  車があるので乗り物では不便な世界遺産クレスピダッダに行くことにする。
  30 Km と近いがガイドブックも地図も無いのでちょっと苦労して着く。
  一昨日の「アルケセナン」と似ているようで、今で言う工業団地だ。一時廃墟だったという。
  今は殆どの家に住民がいて結構優雅に見える。全体が世界遺産だ。
  
  
  
  
  クレスピさん
  
  見学者はほぼゼロだ!!
  
  ここは「アルケセナン」では有ったパンフレットもないし説明もない。マアこんなものかなーーー
  
  
  この周辺はナニナニダッダと言う町ばかりだ。ダッダの町々をアッダ川が流れている。
  上流はコモ湖だ。コモ湖に向かって辿ると蛇行、堰、可愛い町と変化に富んで思った以上に楽しい。
  
  コモ湖は夕暮れになる。
  
  
  
  
  
  
  マジョッレ湖の宿に帰る。
  
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