85歳 オーストラリア路面電車 撮影旅 8.

本体の「路面電車の写真」と重複する写真が有ります。

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2023 年 5 月 19 日 (金)

今日も 5 時半起きでお出かけだ。
町は未だ暗い。 今日は歩きで中央駅に向かう。写しながらゆっくり向かう。


チャイナタウン停留所。 やや明るくなる。


今日は日帰りでキャンベラだ。日本でインターシティ ( IC ) のチケットを買ってきた。
往路 2 等、復路 1 等で計 90 ドル。飛行機同様、他の物価に比べて高くない。


3 両固定編成のジーゼルで都市間急行は 2 階建てではない。2 等が 2 両、1 等が 1 両だ。


隣の IC は動力集中式(機関車牽引)だ。 IC は頭端式ホームからだ。


3 時間車窓を楽しむことになる。


どうもこの辺りは例の大火災にやられたようだ。




しかし全体的にのどかな景色が楽しめる。


鉄道以外にバスの便もあるがバスの方が何倍も客が多いそうだ。


出発時は満員だったがキャンベラに着く頃はほぼ半分になる。


出かける前から危惧していたことだがバスだと中心部に着くが鉄道は約 4 Km 離れている。
そして市内バスがあるがカードしか使えない。
そして駅、駅前バス停、バス内などでカードが買えない。

駅に着いて駅員に聞くと分らない。折り返しシドニーに行く乗客が買えない、と教えてくれる。
バス停で待っている学生に聞く。同じ答えだ。

歩くことにする。たった 4 Km だ!!  歩くのにもってこいの天気と景色だ!!


鳥類が多い










人間が多くなってくる


トラムはモロングロ川(市内はせき止めてダム状に幅が広くなっている)の対岸だ。


やっとの事で橋を渡ってトラム起点に近づく。橋を渡ってから 500 m 以上有るだろう。計徒歩約 5 Km だ!
首都機能があるのは橋の反対側、すなわち今来た鉄道側だ。

トラム起点に着く前にトラム建設中の看板があり工事をしている。
位置から言って首都機能のある中心部まで延伸するものと思う。だとすると架橋が必要だから大変だ。




起点の停留所に到着!


駅数はゴールドコーストの半分だ。 12 Km と書いてある。


車両はシドニーと同じスペイン CAF 製「ウルボス」だが正面の「顔」はかなり異なる。


夕方には帰るのでゴールドコースト同様、一気に終点に行く。


さっそくチェックが来る。持っていなければ罰金だ!


ちなみにここは、と言うか多分ここだけ紙の一日券が買える。


終点ガンガーリンに到着


例によってカードタッチは外で、機械のスタイルも全く同じ。


驚く事に途中には殆ど何もない。ここ終点で初めて店などがある。




来る前にグーグルマップで付近をチェックした。結構建物はあったと思う。
植え込みなどで見えないようになっているのかな?


時間帯もあると思うが停留所に人がいない。


戻りながらほぼ半分の停留所で降りる。どこで降りても同じ感じ。何もない。
対向車が出たばかりの所では「被写体」がないから降りない。


途中は何もないから終点ガンガーリンで買っておいた。誰もいないベンチで遅い昼食。




停留所は統一されていて素晴らしい。 今後家や施設が増えるかな?


券売機


シドニーと比べるとデザインは同じだ。確認したわけではないが同じメーカーの同じシステムではないか。
こちらのシドニーのは現金投入口がない。つまりカード専用だ。
そしてこちらはパスワードが必要だ。たぶんシドニーは高額投入が可能なのだろう。
シドニー


シドニーにも現金可がある。 紙幣挿入口が同型なので同じシステムと思う。
シドニー




ここだけ交差点を直角に曲がるので各方向から狙う。


ここからは起点まで一直線で道も広くさらに変化が少ない。背後は延々シドニーまで続く。










建物が増えてくると次が終点





シドニー行き IC は 17 時 8 分だが安全を見込んで 15 時 30 分にバスに乗る。
あらかじめ一日券が通用するか確認してある。

歩いた河畔を窓から眺める

ところでバスには券売機が付いている。使われていないけどーーー
多分最近、金銭の車内扱いが廃止されたと思う。いずれ駅に券売機が設置されるのではないか。過渡期か?


駅に到着


列車では隣の席が首都で会議が済んで帰る女性弁護士で話が弾んで 3 時間がアッと言う間だった。
車内食は女史推薦のチキンにする。

12 ドルで特に問題はないーーー


超充実した一日だった。 明日からはずっとシドニーから出ることはない。



20日につづく

18日にもどる


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