23 日目 2002年4月20日 (土)
雪のためイエローストーン国立公園その他を止めたので 2 ~ 3 日余裕が出来た。使い方を検討する。
最後に近いので運転は増やさない。よってサンフランシスコとロサンゼルス滞在を延ばすことにする。
一般道でデンバーに行く。デンバーは予定になかったがトラムもあるし観光もしよう。
トラムは市内主要箇所を通る。そしてここも市外まで延びていて郊外電車の様相だ。

16 番通り無料バスは繁華街を通る。 後方に州議事堂

スターバックスでコーヒーを頂いてまず I-70 で途中からフェデラル 40 でソルトレイクシティに向かう。


大陸分水嶺のトンネル、坂を下ってトンネルと言うことは向こうがかなり低いと言うことだ。

I-70 最高点

フェデラルに入ると道は少し狭くなる



零下 3 度でこの先不安だが対向車がグレーハウンドバスだったのでほっとする。


ダイナソー国立恐竜公園のコロラド州側で今回二回目の個人経営モーテルに泊まる。
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時間があるので 40 Km 北に入ったハーパーズコーナーに行く。グランドキャニオンには及ばないがダイナミックだ。



本日の走行距離 621 Km
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24 日目 2002年4月21日 (日)
州境を越えたユタ州の方が恐竜公園のメインだ。 かなり立派なダイナソー国立博物館。



全面凍結の湖


ソルトレイクシティに向かうがオリンピック会場のパークシティが手前にあるので寄る。

昨日まで滑れた、と言った感じーーー

一大スキーリゾートだ。4 ドルのバスで各種目地点を一巡する。

日本に比べて割高だなーーー

リュージュコースかな?


だいたい 50 Km ぐらいかな、 急坂を駆け下りるとソルトレイクシティだ。
ここは中心部に「モーテル団地」があるのを知っている。
今回泊まっていないラマダを選択する。ここは競争原理が働いて安い。44 ドル。
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一服してかの有名なモルモン教会に行く。スゴイ人だ。
見た所 10 ヶ国以上の国旗のバッジをつけたガイドがいる。前回はいた「日の丸」が今日はいない。
勝手を知っているので全容踏破を試みる。


当然トラムも押さえる

雪山が町のすぐそこまで迫って絵になる

本日の走行距離 416 Km
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25 日目 2002年4月22日 (月)
6 時 15 分、暗いけど出る。I-80 で進み始めると明るくなる。
道路脇は一面の塩だ。200 Km 近く続く。


実は感じられないがデンバー以降はずっと海抜 1500 m 以上、高いところで 3200 m を走っている。
ソルトレイクシティの町中で 1400 m だ。意識することは難しい。

塩の湖が終わると一気に 1000 m 以上駆け上がる。
ネバダ州横断 660 Km が始まる。最高点は 2320 m だ。

ヒッチハイク禁止とある。刑務所がいくつもあるようだ。

たった一つの町らしい町、レノを過ぎると景色は一変する。
山間の湖にもみの木が影を落とし牧草地が青々と広がる。
一方で地形は険しさを増す。100 Km ほどで平地になりサクラメントだ。
数時間前まっ昼間零下だったのに今摂氏換算 20 度だ。シャバに降りたんだなーーー
全米一の鉄道博物館に行く。閉館 1 時間前で 2 人で 3 ドルにしてれくる。

日本からの里帰り「木曽森林鉄道」


トラムとカリフォルニア州議事堂

隣町デービスの大学付属のモーテルに泊まる。素晴らしい環境で 87 ドル。


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本日の走行距離 1082 Km
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26 日目 2002年4月23日 (火)
I-80 はサンパブロ湾の手前で軽い上り下りを繰り返した後、ゴールデンゲート橋に出る。
前回はリッチモンド橋を渡ったが今回は州道 37 からフェデラル 101 ときちんと湾をなぞる。
橋の手前で名物霧のサンフランシスコだ。

巨大な町では直ちに宿をきめなければならない。動物園前モーテル6 で 3 泊決める。
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車で町に出る。チャイナタウンで遅い昼食のあと近くのホリデーインで 3 日間乗り放題券を買う。
10 ドルなので一回券 2 ドルとの差は歴然だ。
マーケット通りからフィッシャーマンズワーフ、パウエル線のケーブルカーと一瞬で元を取って車に戻る。
マーケット通り線


ケーブルカー


ベイブリッジで本土側のオークランドに行き一服する。

東洋系のグループがやっていたバザー

ベイブリッジ

外洋側に廻ってみる。とてもサンフランシスコ近辺とは思えない。

本日の走行距離 222 Km
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27 日目 2002年4月24日 (水
今日はマーケット通り線のトラム、周辺まで行くライトレール、それにケーブルカーを完乗してポイントで押さえる。
ライトレール

ゴールデンゲート橋までバスで行き橋の真ん中まで歩く。バスは外人でイッパイだ。我々も外人だけどーーー
ヨーロッパが多い。カナダの可愛い女の子と話したかったがイギリスのプリマスからのオバサンに捕まってしまう。
橋歩きまでずっと一緒になってしまう。で、例によって日本人がいない。
ゴールデンゲート橋方向から市街

フィッシャーマンズワーフでトドの大群を見て B 氏はお土産を買う。チョコレートは重いな!

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本日の走行距離 3 Km
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28 日目 2002年4月25日 (木)
まずライトレールで残した終点バルボアパークまで行く。中心部から 5 方向に向かったうち 3 方向がここに集まる。
市内に戻り B 氏の買い物を一回宿に運ぶ。夫人へのティファニーでの「購入物」も含む!
再度市内へ、前回車で通ったロンバート坂スラローム見物をする。


B 氏のオゴリでジャパンタウンの「福すし」で美味しく頂く。

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本日の走行距離 0 Km
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29 日目 2002年4月26日 (金)
当初モントレーからサンタバーバラへ海岸線を行く予定だったがサンフランシスコの外洋側に出て
太平洋を堪能したので最短、州道 1、I-280、州道 92 のサンマテオヘイワード橋、
I-580でロス直行の I-5 に出て一気にロサンゼルスに向かう。
遠くに山が望めるが周囲は平らな果樹園だ。無限に続く感じ! 果樹園は運河で生きている。
都合で水を止めた所は何キロも枯れている。
ロサンゼルスにあと約 100 Km 付近から山になる。車が増えるとロサンゼルスだ。
ロサンゼルスを横目にロングビーチまで走らせる。例によってまず宿だ。
町中トラベロッジに行く。99ドルと言う。高い。ちょっと係の様子がおかしかったので
AAA割引、クーポン冊子割引、果ては止める、と迫る。
驚くことに 47 ドルになってしまう。二泊頼む。 一応支払い前に部屋のチェックをする。
問題ない。係がポッケに入れるつもりだったんだろう。他では考えられない。
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ロングビーチはロサンゼルス南の海洋リゾートだ。


ロサンゼルスのトラムがここまでやってくる。

手に入れるまでが大変!!


本日の走行距離 701 Km
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30 日目 2002年4月27日 (土)
今回の旅で初めてフランチャイズチームの試合の日に当たったのでチケットを買いに行く。
アナハイム、エンジェルス球場だ。チケットは B 氏が買っていくらか分からない。内野席だ。
ところでナイターだ。帰りの道順の予行演習をする。アナハイムと言ってももうここはオレンジ市との境だ。
遠いし道は複雑だ。なおかつ高速を使わないとダメだ。一回目トライがとてもダメなので引き返し
再度今度はメモを取りながら決定する。
隣町サンペドロも押さえる。豪華船はここに着く。お昼、11 ドルのピザが 45 cm だ! とても食べられない。
夕方、駐車場が巨大で思った所に停められないとまずいので早めに行く。


勝ちがほぼ確定し、ホームラン花火も見れたので 7 回に出る。
帰途、特に高速の車線入れ替えがかなり大変だったが無事宿に戻る。
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本日の走行距離 232 Km
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31 日目 2002年4月28日 (日)
近くのスタバからお取り寄せの朝食

宿代を値切ったので昨日のベッドメークが不安だったが OK だ。
日本人と見てフロントのアイツがくすねようと思った、つまりアイツの単独犯だろう。
州道 1 で海岸をなぞりながら空港付近に向かう。 ロサンゼルス外港のサンペドロ

空港では一昨年泊まったトラベロッジに 76 で決める。
朝までいたモーテルと同じ系列だが制服から始まってすべてが全く異なる。きちんとしている。

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一休みしてからサンタモニカに行くが車がとても停められない。

やむを得ずハリウッドに向かう。
駐車場では中国か、韓国か、台湾か、しまいにはベトナムか、と来たので日本人だと胸をはる。
過去に経験のない事が起きている。 からかわれているのかな?
手形とプレートを押さえに掛かる。ドロシーマクガイアを見つけられなかった。

車をそのままにして地下鉄でリトルトーキョーに行く。
明日、車を返す予定だったが宿が空港へ送ってくれるので今日返してしまう。
10121 マイル、16194 Km 走った事になる。
車で送ってくれると言うが、近いので歩く。頭の上を飛行機がバンバン通る。
本日の走行距離 149 Km
全走行距離 16194 Km
レンタカー代金(保険外含) 145000 円
ガソリン代 28000 円
有料道路代、駐車料 12000 円
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32 日目 2002年4月29日 (月)
サンフランシスコ 3 泊、ロサンゼルス周辺 3 泊とゆとりで二人とも疲れは殆どない。
飛行機は 2 時だが宿にいても仕方が無いので 10 時に出る。
お土産など買っているとアッと言う間に時間が過ぎる。
機内ではデンバーのコンピュータ会社の女性と隣になり話が弾む。
最後にとても楽しい時間が過ごせた。
アメリカ人もタイ航空を選ぶんだ、と不思議な気がした。
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