1999年4月12日 (月)
この辺りの宿は「チューリップ」のせいで殆ど満員だと昨日分かった。
今日の目的地キューケンホフとは逆方向になるがデンハーグまで戻り宿を押さえることにする。
デンハーグの VVV (観光案内所)ではバストイレが外の宿しか残っていない。 ホテルエルシド。決める。
幸いキューケンホフに着くころには雲一つ無い青空になる。朝、雨で人出が鈍いのが都合が良い。

見落としが無いようにガイドブックを買う。


手入れが緻密だ。充分満足する。

「観光施設」キューケンホフを出て車で本物のチューリップ畑を求めて動き廻る。
運河との組み合わせが特に良い。

周辺のヒヤシンス畑もすごい

宿の近くが「マドローダム」なので行く。オランダ全土のミニチュアだ。見応えがある。


トラム無しの一日だった。
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今日のレンタカー走行距離 138 Km
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1999年4月13日 (火)
一応? デンハーグのトラムを押さえる。町もちょっとーー 首都だしーー
中央駅の「立体交差」

英語読みで「スケベニンゲン」Scheveningenn 終点

今日も宿は「問題」だがチューリップより先の北の方はさすがに人は行かないはずだ。 で、北に向かう。
昨日は晴れても寒かった。今日は小雨でさらに寒い。
アルクマールで宿に直接当たるがここも満員だ。さらに北だ。
デンヘルダーの運河沿いの可愛い民宿を見つける。
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ドイツで言うところのガストホフだ。一階はバーあるいはレストランだ。

アイセル湖の大堰堤が 40 Km と近いので行く。
風雨が強くなって大堰堤見物日和だ? 堤防上は高速道路だ。展望台が有るが強風で閉鎖だ。
直前の階段の一番上まで登る。どっち側が海だっけ?

自然の猛威を実感して時間が余ったので高速道路でアムステルダム見物に行く。3 時半に着く。
ここはほぼ把握している。

駅前通り

6 時半に切り上げた途端に雪になる。気温はまだ 2 度だ。急ぐ。
前でバスと乗用車が衝突する。申し訳無いがかまってはいられない。
雪をかぶってお菓子の家の様になった宿にたどり着く。
今日のレンタカー走行距離 302 Km
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1999年4月14日 (水)
夜はパブになる一階の食堂ですてきな朝食だ。 ホテル以上と思う。

出発!! 途中、風車の村、ザーンセスカンスに寄る。
完璧な観光施設で何でも高い。
地元の学生が大事な国の財産で「大金」を取るのはいかがか?とアンケートを取っているのは面白い。

アムステルダムで昨日出した現像を受け取る。
中華レストランが多い。昨日入ったのとは別の店に入る。
出発!! ユトレヒトまで大渋滞で 50 Km を 1 時間半掛かる。過ぎればスイスイだ。
ガソリンでギルダを使い切る。ドイツに入る。
クレーベで駅のリストから宿に電話をするがすべてダメだ。満員かどうかも分からない。
急遽 100 Km 先のイビスゲルゼンキルヘンに電話して OK だ。2 時間無駄にして出発する。
イビスは駅前というか駅中だ。 2 泊頼む。 12 j時前に着く。
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今日のレンタカー走行距離 310 Km
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1999年4月15日 (木)
カアサンは休養して周辺を私一人で写して廻る。
ゲルゼンキルヘンのトラム、宿下の中央駅はトラムは地下

線路に沿って車で追いかける。じきに隣の市エッセンに入る。つまり線路は繋がっている。
エッセンも中央駅ではトラムは地下

さらに隣のミュールハイム市に入る。さらにオーバーハウゼンに繋がるがそこは明日にする。
これらの都市はトラムの外に S バーン、DB(どちらも日本の JR)でも密接に繋がっている。
要するに一つの大きな都市だ。都市圏だ。ルール工業地帯と言えば良いのかな?
宿に戻ってカアサンを載せてドルトムントからボフム、ブッパータールと進む。
ブッパータールでは独特のモノレールが走ってこない。時間がないのであとで調べる。
ドルトムントの広場

ボフム

さらに西側に少し離れてノイス、クレフェルトをこなす。ここはルール鉱業地帯からは外れるかな?
ノイス、 デュッセルドルフからインターアーバンの形で入ってくる

クレフェルトもデュッセルドルフから入ってくるが地元のみ、の車輌もあり軌間が異なる。

【 追記ーーブッパータールのモノレールが走っていなかったが 12 日に落下事故があったため 】
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今日のレンタカー走行距離 285 Km
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1999年4月16日 (金)
ザールブリュッケンにトラムが出来たと知ってしまったので行かない訳にはいかない。
イビスザールブリュッケンを予約して貰って出発する。予定がどのくらい延びるか不安だ。
オーバーハウゼン、デュイスブルク、デュッセルドルフは押さえないといけない。
素早く終わらせるには駐車場選びが最重要だ。周囲徒歩範囲のみ押さえる。
オーバーハウゼン、 ミュールハイムからの車輌か?

デュイスブルクも中央駅ではトラムは地下

デュイスブルクとデュッセルドルフもインターアーバンで繋がっている。

さすがにデュッセルドルフのライン河岸のテラスのカフェには寄ってコーヒー、ケーキにする。


アウトバーンを休憩無しで 350 Km 先、宵闇せまるザールブリュッケンに着く。
この町は 17 年ぶりだ。
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今日のレンタカー走行距離 448 Km
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1999年4月17日 (土)
ここザールブリュッケンはフランスとの国境だ。
明日から町の創立 1000 年祭らしい。

昨日スキップしたフランクフルトを写したい。本も買いたい。
そこで、ここを 2 時間で済ませて 160 Km 戻る。

フランクフルトへの道は一面のタンポポに満開の桜並木だ。
フランクフルトではコーヒー、ケーキで 3 時間滞在でさらに追加、スイス、マイリンゲンに向かう。

アウトバーンをぶっ飛ばすがさすがに途中で暗くなる。
トロージンゲンでアウトバーンを降りてホテル、レーベンに泊まる。
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町は全体的に真っ暗だ。15 分掛かるがアウトバーンのマクドナルドまで行く。それ以外に選択肢がない。
今日のレンタカー走行距離 470 Km
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1999年4月18日 (日)
誰もいないと思ったら食堂では 10 人ほど食べている。ムカシの建物は遮音がいい。
部屋の中なのにバストイレまでの動線がやたら長い「立派だがムカシ」のホテルを後にする。
ボーデン湖を横切るが途中半島状のマイナウ島に寄る。 雨なのに人が多い。

100 万本のチューリップとパンフレットには書いてある。オランダで「本物」を見たので 1300 円は高い?
チューリッヒでも一休み。 何かのお祭りでパレードの最中だ。


ブリューニク峠越えが日が暮れたら通れない。何とか無事越える。

途中ルンゲルン湖を見下ろす


ここに来る最大の目的はトラムタイプのローカル電車が約 8 Km マイリンゲンとインナートキルヘンを
走っている、のを押さえる事だ。
ところが着いて見ると普通の電車に入れ替わっていてガックリ!


一応「普通」の電車を写す。脇はアーレ川、すぐ上流にアーレシュルフトがある。

終点のインナートキルヘンのガストホフに泊まる。

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今日のレンタカー走行距離 270 Km
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